朝から昔のことを思い出していた。
小学校高学年から中学生にかけてのことだ。
家の手伝いを終わって一番星が輝き出す頃、近所のお兄さん家に集まって空手の練習をしていた。
そのお兄さんは高校の部活で空手を習っていて、部活の延長線で教えてもらっていた。
練習を終わって、地べたに寝転がっていろんなことを教えてもらったことを記憶している。
そのお兄さんが高校を卒業して島を出て、自分も島を離れた。
そして月日は流れ、
昨年末、久し振りに会った。
30年振りの再会である。
病院でリハビリマッサージの仕事をしていた。
私はちょうど那覇マラソンを走った後で、治療ついでに病院に会いに行った。
昔と変わらない優しい笑顔で迎えてくれたのだが、
一つだけ大きく違うことがある。
お兄さんは目が見えなくなっていた。
昔、一緒に見た一番星は、いつまでも輝き続けることだろう。
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